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洸月綾香の近況を記す日記です。
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友達から「ほかに裏話みたいなのないの〜?」とか言われて考えてみたのですが、そういえば書式を間違ってたなぁと思いました。
 アイリスさまの書式は42文字×34行なのですが、私は何を勘違いしたのか最終稿までずっと41文字×34行で書いてました。文字数にしては小さい間違いなのですが、担当さまから送られてきた原稿では微妙に文字の位置とかが変わっていて、どうしてなんだろう? とずっと思っていたのですが、最終稿でやっとその間違いに気づきました。どうして気づかなかったのか……。今度からは気をつけようと思います。
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このブログを見ている友達から「裏話みたいなの書いてよ」と言われ続けていました。私のそういう話を読みたい人がいるのだろうか、とか思ってて書かずにいたのですが、特に裏話と言われて、原稿進行以外に特に書くこともないのですが……。

 全体的には、「フェアリー・クラウン 不機嫌な王子と禁書の乙女」は第七稿までがっつりやりました。
 プロット相談の電話から、第三稿ぐらいまではひどい人見知りの影響もあってうまく話すことができずに、基本的に言っていることは「はい」「そうですね」ぐらい。言葉が出てこなくて、担当さまとの沈黙がつらかった……。
 第四稿ぐらいからは人見知りが取れてきてしゃべれるようになり、それと同時にキャラクターが掴めてきて原稿の迷走が終わりました。担当さまから「何か参考にされたものがあったんですか?」と言われたのですが、担当さまと普通にしゃべれるようになった以外に劇的な変化はなかったため、答えは「特にありません」。「担当さまとしゃべれるようになったからです」と言いたかったけれど、自分のヘタレっぷりを自分の口からは言えなかったです。
 担当さまから「イラストレーターさまは鳴海ゆきさんを考えているのですが、どうですか?」と言われた時は、びっくりしすぎてプチパニック。こちらが絶句している間に、担当さまは知らないのだろうか、と勘違いされたらしく、「うちのレーベルでは、あの本のイラストを書かれている方です」と説明してくださるのですが、わかっているのですがそれでも言葉が出てこずに、電話を切ってから「もっと何か言えよ、自分……」と後悔。
 キャララフが届いた時は、息切れと動悸が止まらなかったです。その頃から、原稿もかなり筆が乗ってきて、修正がうまくいきました。初稿と第七稿を比べると、話の大筋は一緒なのですがかなり中身が変わってます。
 一番難しかったのは、タイトルです。担当さまと「あーでもない、こーでもない」と色々と考えて、結局は振り出しに戻って、あのタイトルとなりました。タイトルも何にも思いつかなくて、私の中でかなり迷走しておりました。

 主人公は最初は違う名前だったんですが、プロットの段階で名前を今のものに変えました。あと、リオも第五稿くらいまでは違う名前でした。バルトと一文字しか違わない名前だったんですが、自分では「一文字しか違わないな」と気づいていたのですが、すごくしっくり来る名前だったので担当さまには黙っていました。修正の電話の途中で担当さまに気づかれ、変更しました。
 ジェラルドも、プロットの段階では違う名前だったのですが、しっくり来なくて今の名前に変えました。


 長々と書きましたが、こういう話が裏話ですかね? あまり裏話を書いているブログを見かけないので、どこまで書いていいかわからないのですが……。とりあえず、人見知りが激しすぎて沈黙していた私に根気よく付き合ってくださった担当さまは神様だと思います。
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プロフィール
HN:
洸月綾香
性別:
非公開
自己紹介:
PN 洸月 綾香
 (こうづき あやか)
 一部のネット書店さまでは、「コウズキアヤカ」と表記されていますが、正しくは「コウヅキアヤカ」です。

第二回一迅社文庫大賞アイリス部門にて奨励賞をいただきました。

デビュー作

「フェアリー・クラウン 不機嫌な王子と禁書の乙女」
2013年7月20日発売。
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